

いろいろな「スクリーンショット」機能を使おう

GoogleマップをExcelなどに貼り付けたいときは、スクリーンショットで画像の好きな箇所を切り取りましょう。
Windowsの場合のオススメのスクリーンショット方法3つを紹介します。
- Officeアプリメニューにある「スクリーンショット」機能を使う
- Windowsの標準アプリ「Snipping Tool」を使う
- [Windows]+[Shift]+[S]キーでスクリーンショットする

① Officeアプリメニューにある「スクリーンショット」機能を使う
ここで言うOfficeアプリとは、「Excel」「PowerPoint」「Word」のことです。これら3つのアプリには最初からメニューの中にスクリーンショット機能が用意されています。
この機能を活用する例です。
①Googleマップの画面を開いておく

②Excelを開き、「挿入」タブ →「スクリーンショット」をクリック

③「画面の領域」をクリック

④好きな範囲をドラッグすると、

⑤Excelシートに自動的に貼り付いた


PowerPointの場合

Wordの場合

②Windowsの標準アプリ「Snipping Tool」を使う
2つ目のスクショ方法は「 Snipping Tool 」を使うやり方です。これも①と同じように、好きな範囲をドラッグしてスクショする方法です。
①との大きな違いは、スクショしたデータがクリップボードに保存される点です。
①のやり方では、スクショした画像は無条件にOfficeアプリに貼り付いていましたが、
「Snipping Tool」は、一旦クリップボードに保存されるのでOfficeアプリ以外でも貼ることができ、活用範囲が広がります。(例えば、メール画面など)
①Googleマップの画面を開いておく

②検索メニューに「snipping」と入力すると、アプリが表示されます

※タスクバーに追加しておけばすぐに使えるので便利です。
③「 Snipping Tool 」を起動後、「新規作成」をクリック

④ドラッグで範囲選択します

⑤下図のウィンドウが表示されたら、クリップボードに保存された証拠です。

⑥好きなOfficeアプリを開いて、[Ctrl]+[V]キーで貼り付け

③[Windows]+[Shift]+[S]キーでスクリーンショットする
実は、これまで紹介した①、②のやり方では不便なことがあります。
それは、「カーソル選択状態の画面はスクリーンショットできない」という点です。
こちらをご覧ください。

例えばGoogleマップの場合、建物名の上にパソコンのカーソルを置くと写真が表示されるようになっています。
その状態で、①の方法でスクショを撮った場合、写真は消えてしまうのです。(カーソルの選択状態が解除される)
これはGoogleマップに限らず、ほかのどんな画面でも同じで、スクリーンショットを取る瞬間にカーソル選択が解除されてしまいます。
カーソル選択状態を生かした状態でスクショを取りたいときは、 [Windows]+[Shift]+[S]キー を使いましょう。
実際に操作してみましょう。
①Googleマップの画面を開いておく

②写真を表示させたい地点にカーソルを置き、しばらく待つ

③しばらくすると写真が表示される

④写真が表示されている状態で [Windows]+[Shift]+[S]キー を押すスクリーンショット画面になるので、ドラッグで範囲選択する

⑤選択範囲がクリップボードに保存された と表示される

⑥好きなOfficeアプリを開いて、[Ctrl]+[C]キーで貼り付け


まとめ

グーグルマップをエクセル、ワード、パワーポイントに貼り付ける方法は3つ。
それぞれの特徴を理解し、使い分けよう。
- Officeアプリメニューにある「スクリーンショット」機能。
エクセル、パワーポイント、ワードに貼り付けるだけなら、これが一番早い。 - 「Snipping Tool」はクリップボードに保存されるので、Officeアプリ以外でも貼り付けできる。
- [Windows]+[Shift]+[S]キーも、クリップボードに保存できる。
唯一、カーソル選択状態を生かしたままスクショできる。
