こんには、RYOです。たまには、DIYについて書きたいと思います。
現在1LDKに家族4人で暮らしているのですが、子供の成長とともに部屋がどんどん手狭になってきました。
そもそも、「1LDKに4人」という時点で狭いのは当たり前だが、借上社宅なのであまり文句は言えないのです・・・。
私たち夫婦は、無駄に物は増やさないタイプで、定期的に断捨離をしていますが、子供の玩具や服はどうしても捨てれないため、我が家の生活空間をどんどん奪っていきます。
ということで、収納棚を自分で作ってみました!
Beforeはまったく整理感がなく、空間利用率も50%と低い。収納率・使い勝手ともに悪い。
今回棚を取り付けたことで、収納率は95%くらいまで向上(棚には収納箱を設置予定)。違う部屋のクローゼットにおいていた玩具はすべてここに移動。
子供がクローゼットから玩具を出すたびに起こっていた『おもちゃ取って〜』のやりとりが無くなり、子供たちは自分で自由に遊べるように。
初心者でもこれくらいの棚だったら、割と簡単に作れると思います。
というわけで、DIY初心者が壁棚を作る方法を、私の経験談(注意ポイントやコツ)を加えながら解説します!
※今回の内容は、DIYほぼ素人が買いた日記的な内容に近いので、あくまでも参考程度に。温かい目で読んでいただけると嬉しいです。
この記事でわかること
- 費用
- 組み立て方
- 作る時の注意点やコツ
DIYに関する筆者のスペック
- 小さい頃から図工は得意だが特別な専門知識は無い。
- 車いじりやDIYは、ちょこちょこやってる。
- 簡単な設計図は作れるレベル。(ほぼ素人レベル)
費用合計:約4万円
気になる製作費用は全部(壁掛け棚と床置き棚)で35,974円でした。税込で約4万円くらいです。
すでに持っていたので買わずに済んだ物があったり、棚の厚みや寸法など条件によって費用は違ってきます。
これくらいの棚を作るにに「ざっくり4万円くらいかぁ〜」という目安感覚を持っていただければいいかと思います。
内訳は以下の通り。
壁掛け棚
床置き棚
製作時間
かかった時間は、ざっと6時間くらい。
- 設置場所の寸法測定、図面作成・・・1時間
- 買い出し・・・2時間
- 加工・設置・・・3時間
私はほとんど素人に近いですが、慣れている人はもっと短時間でできるのでしょうね。
壁掛け棚の作り方
まず、壁掛け棚から。
最初に棚を支える支柱を作ります。今回支柱には「ツーバイフォーの角材」と「ラブリコのアジャスター」を買いました。
ツーバイ材は(床から天井の高さ)から少し短くカットします。ラブリコのジャスターの場合、-95mmと書かれています。(アジャスターの種類によって寸法が異なるので、よく調べてください)
支柱を作る
先ほど言ったように、今回使用するラブリコのアジャスターの場合、天井から−95mmで角材カットしておく必要があります。
角材の準備ができたら、あとはアジャスターをはめるだけ。工具は必要ありません。(ラブリコ最高!)
角材の両端にはめる
立てかけて、アジャスターを締める
アジャスターのつまみを回すだけで、しっかり固定できます。
棚受サポートを取り付ける
「サポート」は棚を引っ掛ける金具の部分です。先ほど設置した柱に、取り付けます。
取り付けるタイミングは、立てかける前か後どっちでもいいと思いますが、取り付けるときは必ず高さが水平になるように注意してください。
水平でないとサポートの穴の高さが合わず、棚がうまくハマりません。
また、サポートは2種類あります。
穴が1列のシングルと2列のダブルがあります。中間の柱を共有する場合はダブルを、両端の柱にはシングルを使います。
- シングル・・・穴が1列
- ダブル・・・穴が複数
それぞれ必要に応じた本数を準備してください。
棚板をつける
では次に、棚板を作りましょう。
棚板には棚受用ブラケットを取り付けますが、取り付ける際のコツがあります。
それは、サポートに棚受を取り付けた状態で、その上に棚板を乗せて位置を合わせることです。
そして、位置があったら最後にビス留めします。
別の場所で棚板にブラケットを付けてしまうと、ブラケットの位置がサポートの穴と微妙にずれてしまい、うまくハマらないことがあります。
完成状態
置き棚の作り方
次は、置き棚の作り方を解説します。今回は、以下画像の棚を「置き棚」と呼ぶことにします。
柱と棚板を準備
今回使用した柱は、棚が簡単に作れるという優れもの。支柱に刻まれた溝に棚板をはめるだけなので、とても簡単。
好きな長さにカットしてください。
また、棚板はカインズで買いました。
ビス留めしていく(だけ)
棚板の溝に板をはめ込み、ビス留めしていくだけのシンプル作業です。柱には、すでにビス穴が開けられているので、下穴を開ける手間もありません。
しかも、溝にはめることができるので、木材を固定するクランプも必要ありません。
横からビス留め
1セット完成
棚板の高さを揃えたいときは固定金具を使う
棚板の高さを揃えたい場合、横からビスが打てないので固定金具を使いました。
最後に、一番上に天板を載せます。天板の固定は、上からビス留めするか、固定金具を使うかです。
私は、天板からビスを見せたくなかった(見栄えの点)と、いつか天板を再利用することを考えていたので穴を貫通させない方法(固定金具)を使用しました。
制作して感じること
今回のDIYで改めて感じたことを挙げてみました。特に、不慣れな方は参考にしてください。
寸法測定と図面が大事。正確に
寸法はしっかり正確に測っておく必要があります。当たり前の話ですが、ここを意外と雑にやってしまう方もいるかもしれませんので。
図面を描く→必要な部材と寸法をリストアップ
手書きでもいいですが、計算するのが大変なので、私はMicrosoft VISIOを使っています。
木材カットは電動工具かホームセンターに依頼
木材を好きな長さにカットしたい時、素人が一番やっちゃいけいないのが、自分のてで「ギコギコ・・・」です。
時間もかかるし、やっとカットできた〜と思ったら、切断面が斜めになったりと・・超難易度高めです。
DIYをたくさんやるなら電動工具を買ったほうがいいでしょう。たまにしかやらないなら、その時だけホームセンターに依頼するといいでしょう。(だいたい1カットで50円くらいが相場です)
ただし、ホームセンターの場合は、複雑なカットはできませんのでご注意を。(カーブに切るなど)