※今回紹介する内容は、様々な方々の意見と自身の経験をもとに自分なりにまとめた記事です。必ずしも誰にも当てはまる確実なものではありませんので、参考として見ていただければ幸いです。
Googleアドセンス審査とは?
Googleアドセンス審査とは、「広告を載せるにふさわしいサイトかどうか」をチェックすることです。
違法サイトや社会的にイメージが悪いブログに広告を載せてしまうと、広告自体の印象が悪くなり、広告主のイメージダウンにつながりかねません。
そのような事態を避けるため、Googleは事前にサイトを審査し、広告を掲載しても問題ないブログかどうかを判断しているのです。
逆に言うと、審査に落ちるブログサイトは「広告を掲載するには問題のあるブログ」とGoogleから判断されているのです。
つまり、審査に合格するためにはGoogleが「何を問題として掲げているのか」を理解しておく必要があります。続いては、実際に審査に落ちているブログから導き出された6つの共通点を解説します。
審査に落ちやすいブログ6つの共通点
①コンテンツが不十分
最も多い不合格理由が「コンテンツ不十分」です。つまり、「クオリティが低いサイト」とGoogleから判断されている状態です。
記事数、文字数が少ない
記事数や文字数が少ない場合、審査不合格の確立が高くなります。中には、「1記事で合格した!」という方もいらっしゃいますが、それは少数派です。大多数の人は記事数、文字数が少ないと審査不合格となりやすいです。
対策)最低20記事以上、1000文字以上書くようにしましょう。
記事内容のコンテンツが浅い
記事数、文字数はたくさんあるが、内容が薄いとGoogleからの評価は下がってしまいます。自分が言いたいことだけを書いている記事は「内容が薄くなる」傾向があります。いっぽうで、読者目線で書いた記事は、「読者だったらココをもっと知りたいだろうな」と考えながら書くので、自然と記事全体が深堀りされてゆきます。
対策)記事に関する知識や情報を読者目線でリサーチして内容を深堀しましょう。
独自性がない
ただ「情報」を書いているだけになっているような記事は、Googleから独自性が無いと判断されてしまいます。どちらかというと、読者が欲しているのは情報に対する「あなたの意見や考え、アドバイス等」です。読者から評価されそうな記事はGoogleも評価します。
対策)情報にまつわる経験談やエピソードを交えながら記事を書く
②アドセンスポリシーに違反している
アドセンスポリシーとは、Google、広告主、広告掲載者が互いに良好な関係を続けていくための、アドセンス広告運営におけるGoogleの方針です。
Googleは以下の内容は含むブログサイトに対し、広告掲載を禁止しています。
- 成人(アダルト)向け
- 特定の団体や個人を誹謗中傷する内容
- コピーコンテンツ
- 法律に違反している内容(詐欺など)
- アルコールやタバコ、ドラッグなどを勧める内容
- 暴力的な内容
- ギャンブルを促す内容
対策)少しでも禁止コンテンツに触れそうなものは非公開または削除しておく
③プライバシーポリシーなどの情報を設置していない
下記1~3の設置は必須です。4、5は載せずに合格した人もいますが、万全を期すためにも設置しておいたほうが無難です。
- 問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
- 運営者情報
- 免責事項
- サイトマップ
下図の通り、私は1~5すべて設置した状態で申請に臨みました。
④適切なカテゴリやタグが設定されていない
カテゴリ分けがされておらず、記事が探しにくい状態のブログは読者の見づらいサイトとなり、Googleの評価も下がります。
対策)カテゴリ分けをしっかりとする。「未分類」記事は放置しない。
⑤アフィリエイトリンクを貼っている
アフィリエイトリンクについては、貼っていても合格している人はたくさんいます。なので、「アフィリエイトを貼っていてもアドセンス合格する記事」と、「アフィリエイトを貼っていると合格しない記事」の特徴を理解したうえで、アフィリエイト広告を載せるかどうかを判断してください。
<アフィリエイト貼っていても合格する記事>
- ユーザーの悩みや問題を解決する目的の商品を紹介している
- 画像などを用いた証拠を示している
- 自分の体験談に基づく独自性の高い内容
- 商品紹介のための記事ではなく、読者の問題解決となっている
<アフィリエイト貼っていて不合格になりやすい記事>
- 商品の紹介をしているだけの記事
- 実際に使用している証拠写真などを掲載していない
- 他サイトの引用が中心
- 商品紹介だけで、読者の問題解決を目的に書かれていない
⑥画像問題
サイトに掲載する画像に関する問題は3つあります。
- 画像が著作権に引っかかっている
- 余計な画像を貼っている
- 画像が全くない
画像を貼るか貼らないかはケースバイケースです。むやみやたらに画像を載せるのは良くないとされていますが、「写真を載せることで読者の満足度が高まる」といった場合は画像を貼ったほうが良いです。
例えば、筋トレ解説のブログだとしたら、文字だけで解説されてもイメージが湧きづらいですよね?このような場合は、イメージ画像があったほうが記事のユーザビリティが高くなり、読者とGoogleの評価も高くなるでしょう。
画像はフリーのものか、オリジナルを使用してください。
申請時のコツ
一度不合格になった後の再申請は「2週間あけるのがおすす」です。特に2回以上落ちた場合は、2週間以上あけたほうが無難です。下記Aさんのような方は問題ありです。
<Aさんのケース>
5回連続で審査に挑戦したが、5回連続で落ちてしまった。
(原因)
・不合格通知から2週間あけずに申請
・Googleから来た不合格理由をきちんと分析・修正していない
合格までの道のり
実は私自身は、8回も審査に落ちています。その8回は、たいした分析や記事修正をやっておらず、不合格後も2週間あけることなく連続で申請をしていました。
そして、9回目は下記6ポイントで対策を図り、万全の状態で状態で審査に挑んだ結果、審査に合格しました。
- コンテンツが十分か
- アドセンスポリシーに違反していないか
- プライバシーポリシーなどの情報を設置しているか
- 適切なカテゴリ分けやタグは設置しているか
- アフィリエイトリンクを貼っていないか
- 画像が著作権に引っかかっていないか、余計な画像を貼っていないか
<1回目不合格>2021/10/17
- Word Press(テーマはcocoon)
- ブログ開設から38日
- 1日あたりのpv: 0~1
<2回目不合格>2021/10/27
- Word Press(テーマはcocoon)
- ブログ開設から48日
- 1日あたりのpv: 0~1
<3回目不合格> 2022/11/6
- Word Press(テーマはcocoon)
- ブログ開設から79日
- 1日あたりのpv: 0~1
<4回目不合格>2021/11/15
- Word Press(テーマはcocoon)
- ブログ開設から88日
- 1日あたりのpv: 0~1
<5回目不合格>2021/12/5
- Word Press(テーマAFFINGER6へ変更)
- ブログ開設から108日
- 1日あたりのpv: 5~10
<6回目不合格>2022/1/9
- Word Press(テーマはAFFINGER6)
- ブログ開設から145日
- 1日あたりのpv: 30~50
<7回目不合格>2022/2/3
- Word Press(テーマはAFFINGER6)
- ブログ開設から170日
- 1日あたりのpv:30~50
<8回目不合格>2022/2/9
- Word Press(テーマはAFFINGER6)
- ブログ開設から176日
- 1日あたりのpv:30~50
<9回目合格>2022/2/22
- Word Press(テーマはAFFINGER6)
- ブログ開設から170日
- 1日あたりのpv:30~50
私なりの分析
後半の6〜9回目は、「テーマ(AFFINGER6)」「PV数」ともにほぼ同じ条件。
その中で、唯一の変化点は
9回目に「1000字以未満の記事」と「アフィリエイト記事」を非公開にしたこと。
ここから推測する、不合格となっていた原因は
「1000文字以下の記事」または
「アフィリエイト広告を貼っていたこと」による低評価
と思われる。
これはあくまでも私なりの分析ですが、参考にしてみる価値はあると思います。
まとめ:Googleアドセンスに合格する6つのチェック項目
<審査時にチェックすべき6項目>
コンテンツ内容は十分か?
・最低20記事以上、全て1000字以上
・記事に関する知識や情報を深掘り
・経験談やエピソードを織り交ぜる
アドセンスポリシーに違反していないか?
- 成人(アダルト)向け
- 特定の団体や個人を誹謗中傷する内容
- コピーコンテンツ
- 法律に違反している内容(詐欺など)
- アルコールやタバコ、ドラッグなどを勧める内容
- 暴力的な内容
- ギャンブルを促す内容
プライバシー情報などの必要情報は設置しているか?
- 問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
- 運営者情報
- 免責事項
- サイトマップ
適切なカテゴリやタグは設定されているか?
カテゴリ「未分類」の記事が会ったら、カテゴリに分け、適切なタグも設置すると良いです。
アフィリエイトリンクを貼っていないか?
アフィリエイト広告を貼っていても合格する人はいるが少数派。広告は外すか未公開にしておくのが無難。
掲載画像に問題ないか?
サイトに掲載する画像に関する問題は3つあります。
- 画像が著作権に引っかかっている
- 余計な画像を貼っている
- 画像が全くない