というわけで、今回は文系出身、そして「ITパスポート」に合格した私が、質問に答えていきます。
参考になればうれしいです。
この記事の信頼性
<参考>私が独学で合格したIT系資格
- マイクロソフトオフィススペシャリスト (Excel2016)
- マイクロソフトオフィススペシャリスト (Access2016)
- マイクロソフトオフィススペシャリスト (Excel2016エキスパート)
- マイクロソフトオフィススペシャリスト (PowerPoint2016)
- vbaエキスパート(ベーシック)
- vbaエキスパート(スタンダード)
- ITパスポート
- ビジネス統計スペシャリスト など
ITパスは独学でも十分合格可能。私も独学で合格した一人ですが、これが、けっこうしんどいですよ・・・。
ITパスは、どの参考書を見ても分かるように、とても分厚いです。出題範囲が広く暗記量が多いのです。つまり、効率的に勉強しないと途中で挫折してしまう可能性がとても高いと言えます。
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気になる方はこちら>>スキマ時間で合格! ITパスポート試験
この記事で分かること
- そもそもITパスポートとは
- ITパスポートが文系出身者ににオススメな理由
- なぜIT知識が必要なのか
- 文系出身の私がITパスポートを受験した理由
ITパスポートとは
ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
引用:ITパスポート試験
ここに書かれているように、全ての社会人や学生が知っておくべきIT基礎知識などを学べるのが「ITパスポート」です。
IT基礎知識と言ってもそんなに難しいものではありません。「社会人として最低限知っておきましょうね。」というレベルです。
ついつい、「IT」という単語を聞くと、「プログラミング」など文系出身者にとっては少しハードルの高そうなものを連想しがちですが、そうだとしたら難しく考えすぎです。
例えば、経営に関する知識やマーケティングに関することまで、IT以外にも社会人として知っておくべきことを幅広く学ぶことができます。
ITパスポートを文系出身者にオススメする理由
文系出身者にITパスポートをオススメする理由は2つです。
- IT資格の中でも基礎的なレベル
- 最低限のIT知識が幅広く身につく
基礎レベルだから学びやすい
ITパスポートは、情報処理技術者試験の中では、最も易しい「レベル1」に該当します。また、レベル2以上の試験では「IT系企業社員」または「一般企業のIT技術者」向けであるのに対し、ITパスポートは試験は「全ての働く人」を対象としています。(下図)
「全ての働く人」だと少々言い過ぎかな?とは思いますが、ITを専門としない文系出身の一般事務、経理、営業、販売職の幅広い人たちにとって有用な知識が凝縮されています。
最低限のIT知識(そこまで専門的ではない)
ITパスポート試験は、情報処理機構(IPA)が行う国家試験です。
上図の通り、「情報処理技術者試験」には、「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」などがありますが、このレベルまで来ると学ぶ内容も専門性が高くなります。
しかし、ITパスポートはすべての社会人と対象としていることからも言えるように、「むずかしい専門知識はいらないんだけど、簡単なIT知識だけは知っておきたいな」と考えている文系出身者にはとてもオススメです。
なぜ、いまIT基礎知識が必要なのか?
現在、ITは私たちと常に関わり合っていて、ビジネスにおいてもITなくして成立しません。
そして、このIT分野は年々加速的に成長しているので、下記のことが言えます。
- これからどんな業種・職種でも、ITと経営全般に関する総合的知識は必要とされる。
- 事務系・技術系、文系・理系を問わず、ITの基礎知識が無いと企業の戦力にならない時代。
- グローバル化、ITの高度化はますます加速し、「英語力」と共に「IT力」を持った人材を企業は求めている。
このように、これからはITと共存せざるを得ない時代がやってきます。というか、すでに始まっています。そこに文系・理系の垣根はありません。
その証拠として、ITパスポート受験者数は年々増加しているようです。
文系・社会人経験10年以上の私が、今さらITパスポートを受験した理由
私が受験した理由は3つです。
- 部署移動がきっかけ
- 実務の現場ではIT知識が必須と肌で実感したから
- 自己成長・ステップアップ
部署異動がきっかけ
現在の会社に入社して、4年目を迎えた時に部署異動がありました。その異動先の部署では「会社全体の改善」や「新規プロジェクト」を扱うような部署。
異動前の部署では、どちらかと言えば電話応対や現場管理などがメインで、パソコンを触るのは一般的な入力業務やメールをするくらい。IT知識はそこまで必要とされませんでした。
しかし、異動後は改善やプロジェクトを扱うので、当然ながら、データ分析力やシステムに関する知識が必要とされる環境。IT知識に関して周囲と力の差を強く感じる日々がしばらく続きました。
実務の現場ではIT知識が必須と肌で感じる
例えば
・「バッチ処理って?」
・「データベースって何?』
・「SQLって何?」
・「サーバー?ホットスタンバイ?」 など
このように、実務の現場では知らない単語が出てきます。
特に、情報システム部門担当者と会議をする場面では顕著です。最低限のIT用語やプロジェクト開発の進め方などを理解しておくと、より良質な議論ができます。
「最低限のIT知識を学びたい」と思い探していたところ、iパスに出会いました。
自己成長・ステップアップ
現在すでにIT人材は不足していると言われています。つまり、世の中や企業は、これからますますIT人材を必要としてゆくでしょう。
このような状況が明白である今、IT知識を蓄えておくことは今後のステップアップの中で必ず必要とされてくるだろうと考えました。
松下幸之助氏の格言に「現状維持は衰退の始まり」という言葉があります。これは私の好きな座右の銘でもあります。
IT化が進む中、IT知識がない状態(現状維持)でいることは衰退を意味します。
また、近年では小学校でプログラミング必修化となりました。つまり、十数年後にはそのような子たちが入社してくるわけです。
その時、上司である自分が簡単なプログラミング知識はもちろん、IT知識が無ければ、まともに部下の教育もできませんよね。
「企業がこれから求めるのは、ITに対応できる人材」である今こそ、IT知識が必要とされているのです。
まとめ
<ITパスポートを文系出身者にオススメする理由>
- IT資格の中でも基礎的なレベルなので、文系出身者でも十分理解できる
- 必要最低限のIT知識が身に付く
<IT知識が必要とされる理由>
- これからどんな業種・職種でも、ITと経営全般に関する総合的知識は必要とされる。
- 事務系・技術系、文系・理系を問わず、ITの基礎知識が無いと企業の戦力にならない時代。
- グローバル化、ITの高度化はますます加速し、「英語力」と共に「IT力」を持った人材を企業は求めている
<文系の私がITパスを受験しようと思った理由>
- 実務の現場で、IT知識が必要だと実感しているから
- IT時代の中でステップアップを図るには、文系であれ、最低限のIT知識が必要と感じるから
何度も言いますが、ITパスポートは理系・文系関係なく、1人の社会人として備えておくべき知識が凝縮されています。
経営、会計、マーケティング、プロジェクト管理、など、これだけ網羅的に学習できる資格は他に無いのではないでしょうか。
またITパスポートは国家資格であるにもかかわらず、文系出身者でも十分合格できる資格です。
今回の記事で少しでも興味のある方は、一度挑戦してみるのはどうですか?
▼合格した私が実際に読んでみてよかった参考書
▼時間の無い方、IT完全初心者には「オンライン講座」おススメ
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リンク貼っておきますので、よかったら覗いてみてください。