こんにちは。
最近、我が家のダイソン掃除機が赤ランプ点滅し始め、充電ができなくなりました。
色々と調べてみたところ、バッテリー交換が必要ということが分かり、バッテリーを購入し交換。
無事に復活しました。
当記事では、私と同じように「ダイソンが充電できないんだけど!」という方や「最近バッテリーの減りが早いなぁ」という人向けに、バッテリー種類の調べ方、購入方法、交換方法を解説します。
<こんな方におススメ>
- ダイソン掃除機が充電できなくなって困っている
- 赤ランプが点滅しているが、どうしたらいい?
- どのバッテリーを買ったらよいか分からない
- どこで買うのがお得?
- どうやって交換するの?
【参考事例】商品名:Dyson V8 Fluffy Extra (SV10 TI)
今回私がバッテリー交換したのはダイソンは「Dyson V8 Fluffy Extra (SV10 TI)」シリーズ。
2018年に購入し、約5年間ほぼ毎日使用していましたが、最近徐々にバッテリーの持ちが悪くなり始め、ついにバッテリーランプが赤色に点滅。
最終的に、充電できなくなりました。。
ダイソンの赤点滅は、バッテリー交換の合図
赤ランプが点滅している場合、バッテリーに何かしらの「エラー」が発生しているようです。(ほとんどがバッテリーの自然消耗だそう)
ダイソンの公式サイトによると、ランプの意味は以下の通りです。
また、公式サイトによると、以下に当てはまる場合はバッテリー交換をおススメしています。
Q. 使用できる時間が短い、充電しなくなった
A. バッテリーの交換してください。 バッテリーは、充電を繰り返すことで少しずつ消耗し、やがて交換時期がやってきます。 実際の寿命は、ご利用になる頻度、モード、気温、使用環境等によって様々ですが、以下のような症状が現れたら、バッテリーを交換する時期とお考えください。
ダイソン公式
「1回の充電で使用できる時間が短くなった」 「動いたり、止まったりする」 「充電器を接続しても充電しなくなった」 「使用中、すぐに充電切れのLEDランプが点く(青点滅)」 など
我が家の場合は、「1回の充電で使用できる時間が短くなった」 「充電器を接続しても充電しなくなった」症状が現れたため、バッテリー交換が必要だと判断しました。
もしも、上記の症状が発生している方は、バッテリー交換をしましょう。
バッテリー交換までの流れ
上記の症状に当てはまり、バッテリー交換が必要だと分かったら、以下の流れでバッテリー交換を行いましょう。
<流れ>
- 使用しているダイソンの種類を調べる
- 購入後2年以内のメーカー無償交換で対応できるか確認
- バッテリー購入(純正品か互換品どちらか選択)
- 交換作業(約5分)
① ダイソンの製品名を調べる
バッテリー購入前に、まずはダイソンの製品名を確認しておきましょう。
本体裏のラベルに書かれたシリアルナンバーを見てください。
左側3桁をダイソンのHPで入力すると使用中のダイソンの製品名(種類)を調べる事ができます。
>>ダイソンの種類を調べる
▼シリアルナンバー
▼製品名の調べ方
② メーカー保証の有無を確認
以下の全てに当てはまる場合、無償交換できます。
- 購入後2年以内
- 通常使用でバッテリーが故障した
- 製品登録をしている
「購入時期がわからない」「製品登録しているかわからない」方は、ダイソン公式のお客様相談室で相談しましょう。
電話・チャット・メールいずれかで相談可能です。
事前に製造番号(シリアルナンバー)を確認しておきましょう。バッテリーの底に書かれています。(V6の場合、赤いレバーの内側に記載されている)。保証対応できるかどうかを確認してくれます。
残念ながら、保証期間を過ぎている場合は純正バッテリー(8,800円~)または互換性バッテリー(3,000円〜)を購入するか、新規に掃除機を購入するか検討しましょう。
③ バッテリーを購入する
バッテリーには、純正と互換性バッテリーの2種類があります。
それぞれのメリットデメリットを確認し、ご自身にあったほうを購入しましょう。
純正と互換性のメリット・デメリットは以下の通りです。
項目 | 純正バッテリー | 互換性バッテリー |
---|---|---|
価格 | 高い | 通常は純正より安価 |
品質 | ブランドの信頼性があり、性能が保証される | ブランドにより品質が異なるが、性能は概ね良好 |
保証 | ダイソンの製品保証が適用される | 製造元や販売元による保証がある場合がある |
互換性 | ダイソン製品との完全な互換性がある | 一部の機能が制限される場合がある |
長寿命 | 長寿命が期待される | ブランドや製品により寿命が異なる |
充電時間 | 通常と変わらない | 通常と変わらないか、一部の製品で変動する場合がある |
<こういった方におススメ>
- 純正バッテリー:
- ブランドの信頼性を重視する方
- 純正の互換性や機能を求める方
- 長期的な使用を考える方
- ダイソンの製品保証が重要な方
- 互換性バッテリー:
- 予算に制約がある方
- コストを優先し、性能にこだわりがない方
- メーカーの保証よりも価格を重視する方
- 交換頻度が気になる方
我が家は、互換性バッテリーを購入しました。
理由は、コストを優先したかったから。当初、純正ではない点が性能面に不安でしたが、購入者の数とレビュー数の多さを見て決めました。
それと、私が購入したものは「PSE認証」という国が定める安全基準をクリアした製品だったのも決め手でした。
PSE認証とは
PSEマークとは、電気用品を製造・輸入する事業者が、電気用品安全法に定められる検査等 の義務を果たし、安全が確保された製品に、事業者自ら表示するマークです。(参考:中部経済産業局)
ちなみに、2021年に非純正バッテリーパックの一部で発火する事故が起きています。
安全を考慮するなら、少し割高でも純正バッテリーをおすすめします。
非純正・純正どちらも商品リンクを貼っておきますので、よかったらどうぞ。
Amazonプライム会員なら、翌日に届きます。
おすすめの互換性バッテリー
純正バッテリー
④ バッテリー交換(作業時間5分)
バッテリーが届いたら、交換しましょう。
▼届いたものはコレ
<付属品>
- 取扱説明書
- バッテリー本体
- フィルター
- ねじ
作業自体は、プラスドライバー1本あればできる簡単な作業です。
▼このドライバーセット便利です。自宅に1セットあると重宝します。
バッテリーの交換手順【画像付き】
いよいよ、バッテリーを交換しましょう。画像の通り真似すれば誰でもできます。
本体上部の赤いレバーを押し上げる
蓋のねじを2本外す(反時計回り)
持ち手のねじを1本外す(反時計回り)
バッテリーを引き抜く
新しいバッテリーを取り付ける
ねじを取り付ける
あとは、ねじを取り付けたら完了です。
私は付属の新しいねじと、新しいフィルターに交換しました。
参考:互換性バッテリーについて
過去に、純正ではない互換性バッテリーから発火した事故が発生しているようです。
経済産業省は2021年10月29日、掃除機用の非純正バッテリーパックの一部で「充放電をしていない保管状態でも発火リスクがある危険な製品」として注意喚起を行った。対象となる製品は、すみとも商店、ロワ・ジャパン(堺市)が輸入した、ダイソンのコードレス掃除機に取り付けできる非純正のバッテリーパック。いずれもリチウムイオン2次電池(LIB)である。すみとも商店の輸入品では21年4~9月にかけて7件、ロワ・ジャパンの輸入品では21年7月と9月の2件の重大製品事故が発生している。火災事故の発生が確認されたバッテリーパックには輸入事業者名(Orange Line DC60、ROWA・JAPAN DC62)が表示されている。
日経XTECH
安価が魅力の互換性バッテリーだが、安全性を考えると純正バッテリーを購入したほうが良いかもしれませんね。
まぁ、こればっかりは自己判断で。
互換性バッテリーが不安な方のために、純正バッテリーの商品リンクをのせておきます。
ダイソン掃除機が赤点滅した時によくある【Q&A】
ダイソンのバッテリーはどこで購入できますか?
ダイソンのバッテリーはダイソン公式オンラインストアや、一部の家電量販店やネットショップで取り扱っています。
できればダイソン社純正のバッテリーの使用をおすすめします。
非純正の互換性バッテリーの使用は自己責任でお願いいたします。
ダイソンのバッテリーはどうやって交換するのですか?
ダイソンのバッテリー交換方法は、製品によって異なります。
ネジ固定式のバッテリーは、付属のドライバーでネジをはずして交換します。
ボタン着脱式のバッテリーは、赤い着脱ボタンを押して交換します。
詳しい交換方法は、ダイソンオンラインサポートでも確認できます。
ダイソンのバッテリーの寿命はどれくらいですか?
ダイソンのバッテリーの寿命は、使用環境によって異なりますが、一般的には約2年から3年程度とされています。
バッテリー性能が低下した場合は、新しいバッテリーに交換することをおすすめします。
ダイソンのバッテリーの処分方法は?
ダイソンのバッテリーは、リチウムイオン電池を使用しているため、発火の危険性があります。
そのため、燃えないゴミとして捨ててはいけません。
家電量販店やスーパーマーケット、自治体によっては市役所や区役所で無料で回収してくれます。
「小型充電式電池リサイクルBOX」でリサイクルしましょう。
回収協力店の一覧は、一般社団法人JBRCの公式サイトで確認できます。
まとめ
今回は、ダイソン掃除機が赤点滅した時の対処方法を解説しました。
- 赤ランプ点滅は、バッテリーエラー
- バッテリーが消耗しているので交換が必要
- 購入後2年以内なら無償交換可能
- 互換性バッテリーは安価で性能も十分だが、「安全面」を考えると少し高い純正バッテリーを買っておくのが無難
- 交換はプラスドライバー1本で可能(5分くらい)
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事が参考になれば幸いです。